マムシ

血流を良くしホルモンの働きを活性化する！

マムシとは、日本各地の湿地帯にすむ、体長50cm－80cmの毒蛇です。噛まれると死に至るほど毒性が強く、数か月間餌を与えなくても生きる強い生命力を持っています。

古くから強精・滋養強壮に効くと珍重され、粉末にしておもに錠剤、ドリンク剤などに製品化されています。マムシの皮と内臓を取り除いて乾燥させたものを反鼻（はんぴ）、胆嚢を乾燥したものは蛇胆(じゃたん)と呼ばれ、民間療法でも、焼酎漬けにして飲用するマムシ酒や生き血、生き胆、マムシ目玉は、強壮効果があると言われ、全国各地で愛されています。 マムシはタンパク質を構成するアミノ酸が豊富です。なかでもタウリン、メチオニン、チロシン、グルタミン酸は神経の高ぶりを抑え、血圧の正常化にはたらきます。マムシの筋肉と内臓に含まれるペプチドは、血流をよくし、血圧を下げ、心臓の正常化にはたらきます。また、マムシの脂肪は動物性ですが、リノール酸を多く含んでおり、コレステロールを減らし、動脈硬化を防ぎます。カルシウムが多いのも特徴で、丈夫な骨や歯をつくるだけでなく、ホルモン分泌を促進し、イライラを鎮めて精神を安定させ、心臓の鼓動、筋肉の収縮をスムーズにします。

これらの作用から、強壮、疲労回復、動脈硬化の予防、骨の強化、冷え性の改善に、非常に効果のある漢方として大変人気があります。また飲み合わせや副作用の心配もなく、安心して摂取できる漢方です。 ※摂りすぎは、リノール酸の過剰摂取となり生活習慣病への抵抗力を弱めます。

 

食用蟻

亜鉛の宝庫！体重の400倍のアリパワー

蟻は世界中に１～２万種類の存在しているといわれ、その中でも食用として使われているのはわずか数十種類です。日本では食用としてはあまり馴染みがないですが、中国、インド、タイ、オーストラリア、アフリカなど、多くの国で現在も広く食べられています。 中でも中国は歴史が深く、周王朝時代には、貴族の食品として利用されたという記録が残っています。

蟻は自分の体重の400倍の物を持ち上げることができ、1700倍の物を引っ張ることができます。小さな体で大きな力を発揮する事ができます。 蟻の持つ力の秘密は体の成分を見るとよくわかります。蟻は非常にバランスが優れています。 健康な身体に必要不可欠な必須アミノ酸28種類、タンパク質、ビタミン類B1、B2、B12、E、さらにミネラル、カルシウム、リン、鉄、セレン、亜鉛など、バランスよく含まれています。 また、ほかの昆虫にはない特殊な線を持っており、そこから一種の抗生物質を分泌しています。この抗生物質はブドウ球菌をはじめ多種の病菌およびウイルスを抑制する作用があることがわかっています。

亜鉛不足は蟻で補給
蟻は現代の日本人に不足しがちなミネラル成分亜鉛が多く含まれることでも知られています。 亜鉛は成長ホルモンの機能維持,DNA複製の補助、NK細胞など免疫機能の形成、味覚・嗅覚の保全性腺分泌の活性化など、人体の形成に欠かすことのできないミネラル成分のうちの一つです。亜鉛が不足すると味覚障害、性欲衰退、生理不順などがおこります。 体内の亜鉛不足を補うために、副作用の無い天然由来の食品が脚光を浴び、テレビや雑誌にも多く掲載されるようになりました。牡蠣やレバー、煮干しなどが亜鉛を多く含む食品ですが、100gあたり11～15mgもの含有率のある食用蟻は、亜鉛補給にもうってつけの食品なのです。

 

マカ

古代インカ帝国の秘宝！沸き立つ生殖機能！

マカは、南米ペルーの標高4000mから5,000mの高地に植生するアブラナ科の多年生植物です。現在マカは、原産国であるペルー政府に貴重な外貨獲得資源となっており、マカそのものをペルー国外に持ち出すことは法律で禁止されています。

アンデス高原のきびしい生活環境の中でも元気で長寿を保っている老人や、多産な女性が多いことをペルーの国営放送が紹介しました。この放送がアメリカで報道されると、マカの効果は全米でもすぐに話題になり、瞬く間に世界中にその名が知れわたりました。 赤道に近いとはいえ、希簿な空気、年中低い気温、常に強風に襲われる過酷な環境で生育するマカは、南米アンデス高原の大地から、生育する為の滋養を吸収し、厳しい環境においても子孫を残すことが可能になるような成分を合成して、その球状の胚軸に蓄えます。その為、マカを栽培した土地は、その後数年間、草も生えてこないといわれています。

マカには「アミノ酸の母」と呼ばれるリジンと、「アミノ酸の父」と呼ばれるアルギニン酸が多く含まれています。これら良質のアミノ酸は生殖器官を刺激し、若さと健康を保つために不可欠なホルモン物質の形成を促します。

精力減退、勃起障害(インポテンツ)、ストレスによる性欲の低下、精子の増量、運動能力向上、機能性不妊といった男性のお悩みを解決します。

 

亜鉛

お肌つるつる。若々しい細胞を作り出す！

亜鉛は人間の細胞を形成するうえでもっとも重要な栄養素のうちの一つです。

亜鉛が欠乏すると、味覚障害、精神の不安定、ホルモン異常、男性の場合、精子が減少し生殖能力が低下します。不妊治療でまず疑われるのも亜鉛の欠乏です。また、亜鉛不足により代謝の低下、皮膚細胞の老化につながります。これには、亜鉛とたんぱく質のこんな関係があるのです。たんぱく質は、皆さんがご存知のように肌や、爪、髪などのすべての細胞の元となるものです。そして亜鉛はこのたんぱく質の分解や合成に深く関わるミネラルなのです。ようするに、亜鉛が体内に存在することで、たんぱく質の分解・合成がスムーズに行われ、古い皮膚細胞が新しい皮膚細胞にすばやく生まれ変わることが出来るのです。この一連の作業がきちんと行われることで、常に若々しい張りのある肌を保ち、活力あふれる生活を過ごすことができるのです。

では亜鉛はどんな食品に含まれているのでしょうか。

亜鉛は、クエン酸とビタミンCと同時に摂ることで、吸収率がアップします。それらを食べる時は、ビタミンCを豊富に含むレモンや、クエン酸を含む梅干や黒酢などを少しだけでも、とってみたら効率の良い吸収が期待できます。 しかし、とりすぎに注意しなければなりません。日本が設定した、亜鉛の一日の摂取量は、成人男性12mg、成人女性9mgです。しかし、加工食品やインスタント食品の多い食生活の現状では、所要量に達するのは到底難しいでしょう。そこで理想的な摂取方法は、亜鉛の多く含まれる食品を多くの種類を摂取しサプリメントで亜鉛の不足分を補充するというやり方です。 ある特定の症状の改善に亜鉛を摂取する場合は１日上限100mgまで。これはアメリカで一般的に言われている摂取上限量で、もしこれ以上摂ってしまった場合は、亜鉛の持っている免疫力アップ効果が逆転し、なんと免疫力ダウンにつながるといいます。くれぐれも摂りすぎに注意を払わないといけません。

参考　「簡単！栄養＆カロリー計算　亜鉛」 http://www.eiyoukeisan.com/calorie/nut_list/zinc.html

 

 

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